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離婚相談はまず弁護士へ!

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離婚問題を相談できる窓口はたくさんあります。しかし
どこに相談すればよいのかが分からずお困りの方も多いのではないでしょうか。

そんなときは、まず弁護士に相談してみることをおすすめします。

1.離婚相談は最初に弁護士にした方がいい理由

弁護士以外の相談窓口では、それぞれの役割に応じて相談できる事項が限られています。

それに対して、弁護士はあらゆる法律問題についてアドバイスができますし、必要があれば他の適切な相談窓口も紹介してくれます。

したがって、最初に弁護士に相談することで、スムーズに問題を解決することが可能となるのです。

2.弁護士以外の離婚相談の窓口

弁護士以外にも離婚相談の窓口はたくさんありますが、主なところに絞ってご紹介します。

(1)市役所・区役所

各地の市役所や区役所でも、弁護士による無料相談を利用できます。相談時間が20~30分に限られているので込み入った相談はできませんが、離婚に関する基本的なことを気軽に相談したい場合に利用するとよいでしょう。

ただし、離婚問題に詳しい弁護士が担当してくれるとは限りません。

(2)司法書士・行政書士

司法書士と行政書士も法律の専門家ですが、弁護士と異なり書類作成が主な業務であり、法律相談に対応することはできません。

司法書士のうち認定司法書士は法律相談に対応できますが、紛争額が140万円以内の事件に限られるため、慰謝料や財産分与が問題となる事案では相談できないことが多いです。

結局、司法書士・行政書士に相談できるのは、夫婦間で離婚条件に関する話し合いがまとまり、離婚協議書の作成のみを依頼したい場合に限られます。

なお、司法書士には財産分与などで不動産の名義を変更する登記手続きについても相談できます。

(3)離婚カウンセラー

離婚するかどうかで迷っている場合や、離婚問題に直面して気持ちを整理したい場合、夫婦関係を修復したいけれど自分だけではうまくいかない場合などは、離婚カウンセラーに相談するのがおすすめです。

専門のカウンセラーによる、心理学などの知見を踏まえたアドバイスが受けられます。

(4)配偶者暴力相談支援センター等

配偶者からのDV被害に遭っている場合は、配偶者暴力相談支援センターに相談することが有効です。緊急時にはシェルター等で一時保護して安全を確保してもらうこともできます。

相談先が分からないときは、最寄りの女性センター、男女共同参画センター、福祉事務所などに連絡すると案内してもらえます。身の危険を感じるときは、警察に相談しましょう。

(5)探偵・調査事務所

配偶者が浮気をしているようだが確信が持てないときは、探偵や調査事務所に相談するとよいでしょう。調査料がかかりますが、浮気調査や素行調査を依頼することができます。

浮気を確信している場合でも、慰謝料を請求するためには証拠が欠かせません。自分で証拠を確保できないときは、探偵・調査事務所に相談することが有効です。

3.離婚相談を弁護士にするメリット

配偶者との交渉や調停・裁判などの法的手続きを依頼できるのは弁護士だけです。配偶者と意見が対立しているときは、弁護士に相談することで裁判をも見通したアドバイスが受けられます。

また、離婚協議が円満に成立したと思っても、専門家の視点から見ると配偶者に請求できるお金を請求していないケースが非常に多いものです。離婚届を提出する前に弁護士に相談することで、後悔することを防げます。

さらに、弁護士はあらゆる法律問題に対応しているので、とりあえず相談したい場合の相談先としても最適です。

相談後は、必要に応じて配偶者との交渉から離婚協議書の作成、離婚調停や離婚訴訟まで依頼できますし、離婚カウンセラーなど他の相談先を紹介してもらうことも可能です。

離婚問題についてトータルなサポートが受けられますので、安心して離婚問題に立ち向かうことができるでしょう。

弁護士法人ONEでも、離婚問題に関するご相談を承っております。離婚問題でお困りの方は、お気軽にご相談ください。

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