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任意整理は恥ずかしいこと?借金問題解決のためにできること
任意整理は債務整理の中では最もデメリットが少なく、手続きにかかる労力や費用の負担も軽い手続きです。借金の返済が苦しくなっても、早めに任意整理をすれば解決可能です。
しかし、「恥ずかしい」という気持ちから任意整理を躊躇する方も少なくありません。任意整理をすることは、本当に恥ずかしいことなのでしょうか?
1.任意整理は正当な借金救済制度
任意整理は、債権者と直接交渉することで借金を減額してもらうことが可能な手続きです。裁判所は介しませんが、利息制限法などの法律に則って行いますので、国が認めた正当な借金救済制度であるといえます。
実際のところ、借金救済制度である債務整理を利用する人は数多くいます。任意整理の件数について正確なデータはありませんが、個人再生や自己破産は毎年、何万人もの人が申し立てています。任意整理をする人はそれよりも大幅に多いはずなので、かなり多くの人が任意整理で救済されているのです。
誰でも失敗することはあります。たまたまお金で失敗した人が救済措置として任意整理を利用することは、恥ずかしいことでも何でもありません。
2.任意整理すると家族に対して恥ずかしい?
家族に対して恥ずかしいという理由で任意整理を躊躇するケースはよくあります。たしかに、「一家の大黒柱なのに」「家計を守るべき主婦なのに」「親の世話になっている学生なのに」といった気持ちはよくわかります。
しかし、任意整理をせず借金を放置すると、さらに借金が増えてしまう可能性が非常に高いです。
夫や妻という立場の方なら、家族の生活がますます苦しくなるでしょうし、子どもの立場の方なら、なおさら親に迷惑をかけることになってしまうでしょう。
そうなると、余計に恥ずかしい状態に陥ってしまいます。早めに任意整理で借金問題を解決した方が家族のためにもよいはずです。
なお、任意整理をしても官報に掲載されることはありませんので、家族に内緒で任意整理を行うことも可能です。
3.任意整理すると職場の人に対して恥ずかしい?
任意整理をしても債権者が勤務先の会社に通知をすることはありませんので、自分で話さない限りは職場の人に知られることはまずありません。
逆に、任意整理をせず借金の返済ができなくなると、最終的に債権者によって給料が差し押さえられる可能性が高いです。
その場合には裁判所から会社に通知が届き、債権者からも会社に対して債権回収のために連絡が入ります。そうなると、相当に恥ずかしいことになってしまうでしょう。
4.任意整理すると債権者に対して恥ずかしい?
お金を貸してくれた債権者に対して任意整理をするとなれば、「恥ずかしい」あるいは「申し訳ない」という気持ちになるかもしれません。しかし、心配は無用です。
任意整理では原則として元金は全額支払うことになりますし、それまでは利息もたくさん支払ってきたのですから、債権者が損をするわけではありません。
それに債権者としても、返済できないのなら債務整理をしてほしいと考えているものです。なぜなら、借金を放置されると何度も督促状を送ったり、裁判や差し押さえの手続きをしたりするために労力とコストをかけなければならないからです。
5.弁護士に任意整理の相談をするのは恥ずかしい?
一般的に任意整理の手続きは、弁護士に依頼して行うものです。弁護士に相談するには心理的なハードルが高いかもしれませんが、心配は全く無用です。
弁護士は、お金で失敗した人を救済し、平和な生活を取り戻していただくためにこそ存在しています。
また、弁護士には守秘義務がありますので、法律相談で話した秘密は厳守されます。
下関・宇部・周南・岩国の弁護士法人ONEでは、ご相談者の方が話しやすいように親身な対応を徹底し心がけておりますので、安心して何でもお話しいただけます。弁護士費用のお支払い方法につきましても、無理なくお支払いいただけるようご相談に応じております。
借金の返済が苦しいとお感じの方は、早めに当事務所までご相談ください。