よもやま話

中国大連出張

よもやま話

下関 法律事務所
弁護士法人ONE代表弁護士の大賀一慶です。今回は,私が理事(外部指定役員)を務めている国際経営改善事業協同組合(IBI)の仕事で,昨日から中国大連に出張しています。
今回は,大連の送出機関,松山盛玖(大連)国際経済技術合作有限公司(松山国際)の視察と協定締結です。
松山国際本社にて社長と面談,その後,委託先の日本語学校2校を視察しました。日本では今ベトナム人の技能実習生が最も多く,最盛期を迎えていて,中国人の技能実習生は一時期に比べて減ってきていますが,実習実施者(技能実習生を受け入れる企業)のオーダーがあり,どうしてもということで今回の視察となりました。
中国人は漢字という共通項があるためか,語学レベルはかなり高い。中国人技能実習生は3か月日本語を学びますが,ベトナム人・カンボジア人技能実習生などは大体6か月です。半分の期間なのですが,それでも中国人技能実習生の方が語学レベルは高そう。N4がいけるかどうか。この点はどんな仕事をするかに関わらず非常に重要です。意思疎通がスムーズにできなければ技能実習の効率も落ちますから,技能実習生本人も実習実施者も大変困ります。

今回は現地滞在時間が24時間という超タイトなスケジュールで,本当は松山国際の視察だけの予定でしが,急遽,朝9時に滞在先ホテルで別のお客様と面談することに。大忙しです。こちらは弁護士法人ONEで法律顧問契約を締結させて頂く予定の企業の関係で,現地拠点の担当者の方とのアポイントでした。そうそう大連まで行けないので,この機会に。

写真は中国大連の東港ベニス水城(東方水城)と呼ばれる観光地です。つい先日までダボス会議2019が開催された国際会議場などがあるエリアですが,町中,路地裏の雑踏と比較すると,やはり貧富の格差が大きいことを感じます。写真に写っているマンションは広いもので1区画400平米以上もある高級タワーマンションで,おそらく億超えです。
スケジュールが超タイトなため観光は15分ほど東港の風景を見ただけでした・・・。その他は観光は一切なし。初めての大連だったのですが。今度は観光で来たいですね。